『World of Tanks』の戦車装備の役割を知れば勝てる…かも!

◆ちっくしょー!倒されては倒されるぞ!

『World of Tanks』で遊んでいて「何か…何かあいつの武器強い!卑怯!チート!」と思うならそれは気のせいか戦車装備のせいです。同Tier帯の相手とマッチングして試合をしているわけですから、相手が圧倒的に有利な武器を使えるわけはありません。何かしら装備を工夫しているのでしょう。このまま戦車装備について知らないと時空の壁が割れて亜空間に吸い込まれ永遠に時の狭間で暮らすことになってしまいます。そんな究極生物みたいな状態にならないためにも戦車装備について見ていきましょう。

◆戦車に装備できるものは5種類

本作の戦車には以下のモジュールを装備することができます。

・主砲
・砲塔
・通信機
・エンジン
・サスペンション(キャタピラ)

それぞれがどう影響してくるのか見ていきましょう。

・主砲
攻撃力、装弾数、リロード時間、着弾分布、照準時間など攻撃に関するおよそ全ての要素が詰め込まれたパーツ。敵を殲滅することを役目とした戦車の中では最も重要なパーツとなる。また機関砲と大砲に区別することができ、戦車の種類によって装備できるものが異なるので注意が必要。中にはリボルバー銃を想起させる自動装填機能のついた大砲もあり、そういったタイプは一時的に凄まじい火力を出すことも可能だがリロード時間が長かったりする。

・砲塔
視認範囲と旋回速度を司るパーツ。激しい戦場になると砲塔の旋回速度が生死を分けるので、接近戦をしたいときには特に重要。また装甲にも影響を与えるので軽視できないパーツ。

・無線
味方との通信をするパーツ。例えば味方が敵を見つけた場合、互いの通信範囲を円形にとったとき重複するならこちらのミニマップにも敵がスポットされる。良い無線はかなりの範囲をカバーするので意外と大切なパーツ

・エンジン
機体の速度を決めるパーツ。『World of Tanks』に登場する戦車の多くはやはり戦車だけあって鈍重なので、移動したい戦車にとって最重要。ただし待ち伏せ大好きっこにとってはあまりいらない。

・サスペンション(キャタピラ)
車体積載量と旋回速度を司るパーツ。実は各パーツには重量と言う要素が設定されていて、合計重量が車体積載量を上回る装備は取り付けることができない。そのため主砲を良いものに取り替えたいときに「改良しなければいけないパーツ筆頭」としてサスペンションが挙げられることがある。

ただ装備は自由に戦車へ取り付けることができるわけではなく、戦車によって装備できるものが決まっています。そのため装備できるパーツの中から換装していくことになるわけです。

◆例えば「Chi-Ni」ならどうするか

日本のTier2の戦車「Chi-Ni」は主砲とエンジンとキャタピラを変更することができます。エンジンとキャタピラは換装してもそこまで影響力が強くありませんが、主砲は様子が違うようです。以下に見てみましょう。

・13 mm Autocannon Type Ho(デフォルト装備):弾倉30発という怖ろしい機関砲
・37 mm Sogekihou:リロード時間の短い大砲
・5.7 cm Gun Type 97:リロード時間が少し伸びるが威力が強めの大砲

まず機関砲と大砲の違いがあります。そして大砲には一長一短の性能のものがそれぞれ2つ。この中でどれを選ぶかはプレイスタイルによりますが、やはり注目しておきたいのは「13 mm Autocannon Type Ho」です。もし次の車両「Chi-Ha」目当てでついでに大砲も換装してしまっていたなら、この機関砲を試す価値は十分にあります。とんでもない弾幕で相手の戦車が沈黙したり弾を全て跳ね返したりするでしょう…。

◆装備を考えるとより面白い

『World of Tanks』の戦車たちにはある程度カスタマイズの幅があります。中でも主砲は戦車の評価自体を左右するほど重要なパーツなので色々と試してみると良いでしょう。

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