Gluey 2
Gluey 2
ノスタルジックになれる・・・かも
豚汁やラーメン等のスープ表面に浮かぶ、いくつもの小さな丸い油滴。小生は幼い頃、それを箸先で寄せ集めて合体させ、大きな油膜を形成することに密かな喜びを感じていた(小生だけ? 同じ経験をお持ちの方は下のコメント欄に一言ちょうだい!)。そして、よく観光地で売られている”油時計”を飽きずに眺めていた。無色の液体と着色された液体が砂時計のような形のケースに入っていて、ひっくり返すと色付きの液体が粒状になって落ちていくという、あの土産物である。
「Gluey 2」というゲームをプレーしてそんな思い出が甦った。
このゲームでは、5色の”スライム”(便宜的にこう呼ぼう)が瓶の中に投入される。瓶があふれる前にそれらのスライムを消す、というのがプレーヤーの使命だ。重力に従って流動するスライム同士を合体させ大きくしてから消す、という点で、前述のようなエピソードが頭に浮かび、少々ノスタルジックな気分になった。
スライムの動きを予測しつつ、ギリギリまで待て!
繰り返すが、同じ色同士を合体させ大きくしてから消すというのが基本ルール。小さなスライムを消すことはできず、同じ色同士が合体すると大きくなって”目”が表示される。ではどうやってスライムを合体させるか。左の画像で黄色いスライムを消す(クリックするだけ)と、その周囲にある緑のスライムが重力で落ちてきて勝手に合体し、大きくなる。
スライムが重力でどう流動するか予測しつつ大きく成長させ、瓶があふれるギリギリまで待って一気にドーンと消すと、高得点となる。
ちなみに、レベルによって瓶の形も、投入されるスライムの数も異なる。画面右側に「93 of 120 blobs」のように表示されていれば、「120個のうち93個が投入された」という意味だ。
中毒性はないが、結構はまる
中毒性はないものの、結構はまる。そして、やっていて楽しく、ほんわか気分になれるのだ。その要因は・・・
見た目がかわいい
グニャグニャした塊に目があるだけで、かわいくなってしまう。「スライムちゃん」と呼びたくなる。
音が楽しい
まずBGM。藤子不二雄のアニメで流れていそうな、コロコロ転がるような楽しい旋律とリズムだ。スライムが消える時の「グニュ」という効果音、クリアする瞬間に聞こえる「いやっほ〜」という叫びも楽しさを盛り上げている。
動きが面白い
スライムが重力に従って動く様子、合体したりちぎれたりする様子がユーモラス。さらにスライムはまばたきをするし、呼吸のような規則的な動きもする。
仕掛けがいっぱい
プレーヤーをピンチから救ってくれる爆弾や、スライムをその場に止める南京錠、重力が上下反転する矢印アイテム等、レベルが上がるごとに様々な仕掛けが登場して飽きさせない。右上の画像はその一例だ。
そして嬉しいことに、自分がどこまでクリアしたかパソコンが記憶していてくれるので、細切れの時間を使って少しずつプレーできる。難易度がすごく高いというわけではなく、小生の場合は累計2時間程度で全20レベルをクリアした。
先日投稿した「Bubble Shooter」は目をギラギラさせながらプレーしていたが、「Gluey 2」はリラックスして楽しくプレーできるゲームだ。子供が気に入る要素満載だし、大人も優しい気分になれること請け合いだ。